1952-02-22 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第11号
この平和条約の発効に伴いまして我が国は完全な独立国家として国際社会に復帰することとなり、終戰以來六年有余継続されて来た連合国による管理行政から解放されることとなるわけであります。
この平和条約の発効に伴いまして我が国は完全な独立国家として国際社会に復帰することとなり、終戰以來六年有余継続されて来た連合国による管理行政から解放されることとなるわけであります。
併しながら今日までそれでは一つも検討してなかつたかといえば、私は、国鉄のほうにおきましてもすでに終戰以來におきまして科学的にこれは検討はなされておつたのでありまして、その実相というものが結局人トン、キロにおきまして、いわゆる国民要請の輸送力に対しまして、現定員というものが決してこれは世間が言うような人員のみ多くして、そうして非常にその間の合理的な配置状態というものがなされておらないという一般の素人考
中小商工業が非常に苦しんでおるようでありますが、その原因にはいろいろあると存じますけれども、何分手取り早く取付き易い仕事でございますので、終戰以來各同業者の数が非常に殖えて、大体三倍位になつておるというのが一つの困窮の原因だろうと思います。これに対しまして、自由党の政府では來る九月頃までに激しい自由競争によつて優勝劣敗自然淘汰の姿によつてより分ける。
最後に、終戰以來、占領軍当局の御好意その他によりまして、D・D・T並びに化学薬品の普及は、衛生状況の改善に著しい進歩の跡を示しましたにも拘わらず、現在結核の蔓延は恐るべき状況になつております。特に結核の予防という問題につきましては、殆んど国費もこれに割かれず、僅か九千万円程度しか割かれておりません。御承知のように、結核は予防してのみ防ぎ得る病気でございます。
又在外同胞の引揚につきましては、終戰以來、総司令部の非常の盡力により、各関係地方より昨年までに六百余万の人が送還せられたのでありまするが、更に本年六月下旬より現在まで約八万五千人の送還を見たのであります。併しまだシベリア、中央その他の地区に多数の同胞が残つており、冬に向わんとするこの際、誠に寒心に堪えないのであります。
輿論の大体を大別いたしますと、終戰以來、水が足りない、石炭が足りない、從つて水力、火力が思うように発電しないので電力が不足であるという声が強かつたのである。然るに本年は水力の状況は極めて良好であります。毎日或いは一週間置きぐらいに雨が降つております。国民は雨に困つておる状態である。石炭も又余り過ぎて困つておるのである。こういうような情勢になぜ電気が足りないのか。
○河野正夫君 終戰以來、解放せられました我が日本国民は、新らしい憲法の下に個人の自由と人格の尊嚴とを基調とするところの民主主義社会の建設に向つて公私共に努力し來つたのであります。一部保守的な人々からは或いは喜ばれなかつたかも存じませんけれども、労働組合運動が異常な速度を以て急激に発達したということは、我が国の民主化にとつて極めて大きな貢献をしたものと思うのであります。
しかしこの予想収穫高が、終戰以來数箇年間ずつと出ておりますが、私は必ずしもその間に一貫した、と申すと語弊がありますけれども、やはり調査方法が漸次完備して来ておるわけでありますから、それを同じウエイトにおいて見るということについて、いろいろ問題の点があろうと思いますので、その辺を十分勘案いたしますならば、六千五百五十万石という予想収穫が出たから、これは昨年の実収よりも高い。
食糧長官としては、今度はひとつ型破りの、先ほど言明されているように、食糧事務所や縣の資料やその他を勘案して、やや農民の納得するような補正をやる確信があるか、そのためには、私はこの終戰以來の大豊作という六千五百万石以上の作況予想というものを、相当下まわる結果になりはせぬかと思うのでありますが、眞に実情に即した補正をやるという御確信があるならば、結局そういう大英断をやらざるを得ないと私は思うのでありますが
○深澤委員 農林省の責任ある立場において新聞に発表いたしました、終戰以來の大豊作、この新聞発表が、受取る方の農民の立場から、どういうぐあいに感じているかということを、私は申し上げたいと思います。御承知のように、数回にわたる台風のために、九州方面といわず四國といわず、全國的に相当被害のために苦しんでおります。そのために、災害復旧の問題も農民の非常な悩みの種であることも間違いありません。
從つてこれは終戰以來相当の期間を経つた、それだけの経驗をお互いに経た後でございますから、田邊さん、宮崎課長、平野課長におかれても、そういうことを幾分かお考えになつておつたのじやないかと思いますが、併しことがいいことだから、成るべく速かにという善意の御心境もあつたかも知れませんが、この場合に品物の選定なり、或いは特にこういう社会事業團体の特別な計らいによる拂下げでございますから、何か関係省、厚生省、そういう
次に観光宣傳の点でありまするが、終戰以來日本交通公社などと協力いたしまして、各般の手段を講じて外客に対する観光宣傳の滲透を図つて参つたのでありますが、今後は外國の交通業者、旅行業者等とも一層緊密な連絡をいたしまして、でき得る限り海外に対する観光宣傳の実施に努めたいと考えております。
ただみそについて特に申し上げなければならないことは、一應数量的には終戰以來漸次生産の回復を見て参つたのでありますが、その原料の品質が平時のものに比べますると非常に劣つているのであります。すなわち平時におきましては、みその蛋白の原料としては、油をしぼらないところの丸大豆を使い、これに澱粉質原料として米、麦等を使つておつたのでございます。
すなわち終戰以來わが國は、民間航空を一切禁ぜられたのでありますが、元來航空保安の業務は、民間航空の管理権と離れても、公共的、國際的な責任を有するものでありまして、今後諸外國に伍してこの責任を遂行するためには、現在國際的水準から著しく立ち遅れているこの事業面の格段の改善をはかるため、要員の訓練や技術の研究を強力に推し進めたいと考えているのであります。
それは今まで終戰以來昨年度二・四半期三・四半期の中間において特別枠を設けて頂いてそれを放出されたのは終戰後たつた一回、そのたつた一回の放出に対して引揚者のいわゆる不正流用というようなことを取上げて、今度の枠が決定できないというのであつたならば、これは根本的に間違つておる。なぜならばたつた一回しか出していない。
確かにそういうことで、結果として……実際で申しますと三重縣の方から午後十一時に京都に着きまして、そうして九州に連絡に行かれますのに途中で降ろされたことによつて連絡が間に合わなかつた、そこで食糧もなくて駅に一杯に殆んど毎日寝ておるというような事実も沢山あつたのでありまして、あれが善良ならざる何十人か、何人かの不正者を取締り、何ら関係のない者に旅行の計画を狂わせ一夜を駅に明かさせる、あれは終戰以來の國家
しかしながらこのキャンセルはこれまた考えてみますると、終戰以來二、三年の間、管理貿易下におきまして、ある意味から言うとその半分は業者の方に罪がある。半分に業者の方に罪があるということはどういうことであるかと申しますと、当時來たバイヤーが——それがいかなるハイヤーであろうとも、これにへばりついて行つた。同じバイヤーにへばりついて競合して行つた。
終戰以來しばしば失業者が出る。失業者が出ると、そのつど四百万、あるいは六百万と叫ばれておるのであります。私も政府当局にいるときに、常にその推定の数字を叫んで來たものでありますけれども、実際に運用してみますると、失業保險に二十億からの予算を準備しておいても、わずか二億しか使わないという実情である。私は決して失業者がそれほど出ないとは申しません。けれどもそれだけの準備ができておる。
それから風早委員も御承知の通り、終戰以來日本のとつて参りました経済の行き方と申しますか、あるいは財政的の方途と申しますか、これは風早委員の方が十分御承知のばずであります。生産面におきましては、おおむね資本主義経済を遵奉して参つた。消費と分配の面におきましては、社会主義経済を遵奉して参つたことは明らかな事実であります。
殊に日本銀行の改組ということは、終戰以來の懸案であつたし、財政と金融との区分を明解にする、財政面から新たに金融機関の資金を必要とするというようなことがないようにするというようなところに、この二十四年度予算の特色が、政府が示しておる通りにあるのでありまして、大変結構なことなんです。そこで世間の期待にも副うような改組がなされるということが非常に望ましいと思うのです。
更に看護婦或いは医療の質的な低下、いろいろのことが起つて來まして、終戰以來これは中川君が言われております。終戰以來困窮者にとつて唯一のオアシスであつたものが今後完全になくなつて行くということが明白なんでありまして、看護婦自身の待遇や、或いは労働條件だけを考えてみましても殆んどもう限界に達している、これ以上何か措置を惡くしたならば、もう爆発するというところに來ているわけであります。
○板野勝次君 去る四月の二十八日極東委員会において採択された政策を実施するため作成された日本における農地改革の諸原則の指令の中には、「極東委員会は終戰以來、日本の農業制度の徹底的改革を実現する目的を以て採られた諸措置の基盤たる根本原理を確認する」旨が書かれておるのであります。この根本原理とは何か。これこそ平和と自由を愛する全世界の人民大衆が日本の農民への贈物であります。
この人々はこの経済非常のとき、終戰以來耐乏生活を続けて参つたのでありまするが、もはや困乏の限界点に到達いたしておるのでございます。從いまして政府におかれましては、これらのまことに同情すべき、哀れむべき國有鉄道の退職者の共済年金につきまして十分の御配慮を賜わり、その増額方をお願いしたい。これが請願の要旨でございます。